SEAnews 2005-12-19 ArtNo.36927

【バンガロール】三洋電機と地元家電会社BPL Ltdは16日、50：50の対等出資合弁会社Sanyo BPL Pvt Ltd(SBPL)の発足を公式発表した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが12月16／17日、SBPLのステートメントを引用し伝えたところによると、BPLは、製造／販売／サービス／マーケッティング／流通インフラを含むカラー・テレビジョン・ビジネスを、三洋は、技術ノーハウ、研究開発(R&D)便宜、消費者用電子ビジネスの経験・知識を、それぞれ合弁会社に注入する。
SBPLのAjit G. Nambiar会長兼CEOによると、急成長するインドのCTV市場は合弁会社に大きなビジネス機会を提供する。BPLは三洋の技術とR&D面における強みを梃子にその製品サービスを補強できる。
SBPLの大嶋啓示社長兼COOによれば、BPLとの戦略提携は、スケーラビリティーとボリュームを備えた新市場開拓計画の第1歩を成す。これにより三洋は、世界で最も急速に成長する中国とインド双方に足場を築くことになる。
合弁会社はBPLと三洋の二商標戦略を採用する。三洋ブランドはハイエンドなテクノロジー指向の消費者をターゲットにしている。これに対してBPLはカラーＴＶセグメントに照準を合わせ、向こう5年間にカラーＴＶ市場の17％のシェア獲得を目指すと言う。