2005-12-19 ArtNo.36919
◆内外の石油化学企業、インドにUS$100億投資準備
【ニューデリー】BASF、Exxon、BP、Reliance、Mitsubishi等、内外の石油化学会社30社の代表は、インドに複数のメガ石油化学工業地帯を設け、約100億米ドルを投資する意向を表明した。
インディアン・エクスプレスが12月16日報じたところによると、『化学産業円卓会議(Chemical Round Table)』の共同主催者Symphony Technology GroupのRomesh Wadhwani会長兼CEOは15日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、石油化学工業地帯の面積は5000~2万エーカーで、世界水準のインフラを備え、フル稼働時の投資額は100億米ドルに達する見通しだ。中国では過去20年間に同様のコンセプトの下、3000万人の就業機会が創出された。中国にはこの種の石油化学工業地帯が7つ存在し、シンガポールとタイには各1つ存在する。
計画委員会(Planning Commission)のMontek Singh Ahluwalia副会長は、「国際競争力を備えたインフラを整備し、外国投資やテナントを誘致する『投資地帯(Investment regions)』構想は内外の投資やファンドを誘致し、経済成長を加速、就業機会を創出する強力な武器になる」と指摘した。
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