NNNNNNNNNNNNNNNN
S
EAnews
SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India
Front Line Report
SEAnews
Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
HOME
Greetings
Digest
Classified
Misc
About Us
Your Comment
Readers' Voice
Back to previous page ►
2005-12-16 ArtNo.36913
◆オリッサ州海綿鉄業界、存亡の危機に
【ブーバネスワル】製品の値下がりとインプット・コストの上昇で瀕死の状況に陥ったオリッサ州の海綿鉄業者は、インドの鉄鋼センターを目指す州政府の野心的計画により、一層の傷手を被るものと見られる。
ビジネス・スタンダードが12月14日、業界筋の消息として伝えたところによると、過去6ヶ月間に海綿鉄業者少なくとも5工場が廃業に追い込まれ、総数約70工場の半ばが50%の生産削減を強いられている。海綿鉄のトン当たり価格は過去6ヶ月間に1万500ルピーから7600ルピーに下降した。
オリッサ海綿鉄製造業者協会(OSIMA:Orissa Sponge Iron Manufacturer Association)のG.S. Agrawal会長によると、海綿鉄価格は35%も下降、製造コストはトン当たり7300ルピーにのぼるため、利益はほとんど存在しない。原料の鉄鉱石価格は過去6ヶ月ほとんど変化しておらず、海綿鉄の値下がりと比例して下降する兆しは見られない。
Orissa Mining Corporation(OMC)/Orissa Mining Development Corporation Limited(OMDC)や民間鉱山業者は塊鉱(iron ore lump)をトン当たり1300ルピー、5~18mmの選鉱(sized iron ore)を同2100ルピーで供給しており、前者はトン当たり約350ルピー、後者は同約800ルピー値上がりした。したがって鉱山会社のプロフィット・マージンは300%アップしたことになる。
政府が、OMCとOMDCの鉄鉱石価格を合理的水準に維持するなら、海綿鉄産業は生き延びることができる。仮に鉱山会社がプロフィット・マージンを50%にとどめるなら、塊鉱の価格はトン当たり525ルピーに、選鉱のそれは1200ルピーに下降し、海綿鉄業者も合理的な利益を享受できる。
政府はまた海綿鉄業界にキャプティブ鉄鉱山のリース権を個別、もしくはコンソーシアム単位で与えるべきである。その実、州政府は総合的鉄鋼会社にはリース権を認めている。
オリッサ州では、10県以上に約70の海綿鉄工場が稼働、別に約30が建設中だ。これらの工場の年間製造能力は合計690万トンで、1700万トンの鉄鉱石と1300万トンの石炭を必要とする。同州の海綿鉄産業の総投資額は3000クロー(US$6.52億)にのぼり、4万6000人に就業機会を提供していると言う。
Back to previous page ►
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
S
EAnews
掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews
®
All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.