SEAnews 1995-02-03 ArtNo.369

【クアラルンプル】サラワク拠点のシステム統合会社マイクロリンクBhdはクアラルンプル証取(KLSE)2部上場を目指し、200万株を公開する計画だ。
マイクロリンクのウィリアム・タン重役(MD)がこのほど催されたカダナ企業Tecsys Incとの付加価値再販業者契約調印式後語ったところによれば、証券委員会への関係申請は昨年4月に提出されており、遅くとも今年半ばまでには認可される見通しだ。ターンキー・プロジェクト、支援サービス、港湾監視システム領域における総合システム・ソルーションを提供するマイクロリンクは84年の創設以来、クラン港湾局コンピュータ・システムの改良計画(M$100万)、サバ・タイムズのコンピュータ化計画(M$100万)、クチン港湾局及びシブ港湾局傘下のルジャン港のコンピュータ化を手掛けており、今年5月にはニュージーランドのウェリントン港湾局に対してそのシステムを紹介する計画だ。同社の昨年の売上は1600万Ｍドル、税引き前利益は400万Ｍドルで、今年はそれぞれ3000万Ｍドルと600万Ｍドルを見込んでいる。またこのほど結ばれたテクシス・エリート・シリーズ・ソフトウェアーのマレーシアにおける付加価値再販業者契約の下、同社は流通・軽工業界向けソフトウェアーのマレー語版の開発を手掛け、年間270万Ｍドルの売上を見込んでいる。(CT:2/2)