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2005-12-14 ArtNo.36897
◆ナガールジュナ発電事業の戦略パートナー選び大詰めに
【ムンバイ】地元の化学/肥料大手Nagarjunaグループは内外の企業と1115MW(メガワット)のNagarjuna Power Project(NPP)の戦略パートナー交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが12月12日伝えたところによると、これらの交渉相手には、Khemka一族に率いられるロシア拠点のSunグループ、マレーシアのGentingグループを中心にしたコンソーシアム、Torrent Power、Sajjan Jindal氏に率いられる地元企業Jindal Thermal Power (JTPC)が含まれ、特にJTPCとの交渉が大詰めを迎えているようだ。
カルナタカ州Udupi県におけるプロジェクトは、既に中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)の認可を得ている。プロジェクトの負債/自己資本比率は70:30で、CERCの認可は、Power Finance Corpに率いられる金融コンソーシアムとの年利7.5%のローン・パッケージをベースにしている。融資は様々な通貨で行われ、プロジェクト・コストは1米ドル=43.72ルピー、1ユーロ=57.33ルピーの換算率で、4299クロー(US$9.8億)と見積もられる。
EPC(engineering procurement and construction)契約はBharat Heavy Electrical Ltd(Bhel)に、土木工事はSimplex Concrete Pilesに、石炭の搬送はNavayuga Engineeringに、それぞれ発注され、オーストラリア/インドネシア/南アフリカの鉱山と石炭の長期購買契約も結んでいる。
プロジェクトは2008-09年の完成が目指され、カルナタカ州及びケララ州当局との電力購買契約(power purchase agreement)交渉も最終段階を迎えている。NPCL筋によると、1ユニット当たり2.20ルピーで電力を供給できる見通しだ。
現在単独で関係プロジェクトを進めているナガールジュナ・グループは、戦略パートナーに50%以上の権益を分与する意向を表明している。プロジェクトの資本ベースは1289.86クロー(US$2.8億)で、プロモーターは戦略パートナーがこの内644.86クロー(US$1.4億)を肩代わりしてくれることを期待している。しかしJTPCはプロジェクトの100%買い取りを提案しているようだ。
Nagarjuna Power Corporation Ltd(NPCL)オフィシャルは、戦略パートナーの選考作業はカレンダー・イヤー2005年末までに完了させる必要があるとしているが、JSWグループのSajjan Jindal氏は、エコノミック・タイムズに「ナガールジュナ・グループとの交渉は合意にはほど遠い状況」と語った。
観測筋によると、プロジェクトを丸ごとJTPCに売り渡すなら、ナガールジュナ・グループに支払われる金額は100~150クロー(US$2174万-3261万)にとどまるものと見られる。しかしナガールジュナ・グループは迅速に方針を決める必要がある。さもなければ金融アレンジは御破算になり、コストの急増を招くと言う。
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