2005-12-12 ArtNo.36877
◆農機会社Standard Combines、スクーター/三輪車製造
【アムリツァル】パンジャブ州Barnala拠点の農業用コンバイン(刈り取り機)メーカー、Standard Combines Pvt Ltd(SCPL)はスクーターとディーゼル三輪車の製造に乗り出す。
ビジネス・スタンダードが12月9日伝えたところによると、SCPLのSardar Nachhtar Singh重役(MD)は同紙に以上の計画を語った。それによると、スクーターを製造するため、グジャラート州拠点のNarmada Auto Ltdを最近買収したSCPLは既に20クロー(US$436万)前後を投じてヒマチャルプラデシュ州Baddiに工場を建設しており、来年1月からディーゼル三輪車、同年6月からスクーターの製造を開始する。機械設備はグジャラート州から移送する。
SCPLはコンバインの他、トラクターの製造も手掛けており、1か月ほど前から16~20馬力の小型トラクターの販売を開始した。農家の耕作面積が縮小する中、ヒマチャルプラデシュ州、カルナタカ州、マハラシュトラ州における小型トラクターの売れ行きは好調で、今会計年度中に600台を販売できる見通しだ。SCPLのトラクター市場におけるシェアは10%ほどで、今会計年度はトラクター販売の10%の伸びを見込んでいる。スリランカ、ザンビア、ケニア、ナムビア方面からもトラクターに対する引き合いを得ている。
中国、ポーランド、チェコから先進技術を導入したSCPLの今年上半期(2005/4-9)の売上げは140クロー(US$3043万)で、通年では200クロー(US$4348万)を見込んでいると言う。
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