2005-12-09 ArtNo.36867
◆ガス発電計画の燃料リンケージは2008-09年以降に
【ムンバイ】現在合計2000MW(メガワット)、総コスト8000クロー(US$17.39億)の民間ガス発電プロジェクトが、ガス供給リンケージを確保できずに立ち往生しているが、これらのプロジェクトがガスの供給を期待できるのは、2008-09年以降になりそうだ。これらには、Torrent Power/BSES/Oakwell Poweのプロジェクトが含まれる。
インディアン・エクスプレスが12月6日報じたところによると、石油天然ガス省の最新の調査報告によれば、Reliance Industries Ltd(RIL)は2008-09年に、Gujarat State Petroleum Corporation(GSPC)は2008年に、Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は2008-09年に、それぞれ天然ガスの生産を開始する。生産量はRILが最大60mmscmd(million cubmic meters per day)、GSPCが同80mmscmd、ONGCが同80mmscmd。インド政府はまた、炭層メタン(CBM:coal bed methane)の生産を奨励しており、2006-07年から20mmscmdのCBMの供給が開始される見通しだ。
石油天然ガス省の見積もりによれば、2012年には135mmscmdのガスと52.66mmscmdの液化天然ガス(LNG)が供給される見通しで、国内のガス生産は現在の88mmscmdから250mmscmdに拡大する。
現在、総キャパシティー1万335.63MW、合計39件以上のガス発電プロジェクトが稼働している。この他の主要なガス発電プロジェクトには、Reliance Energyの3740MW(メガワット)のDadriプロジェクト、MahaGencoの1040MWのUranプロジェクト及び1400MWのTalegaonプロジェクト、National Thermal Power Corporation(NTPC)の各1350MWのKawas/Gandhar両プロジェクトが挙げられると言う。
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