【ムンバイ】暫く前にはメルセデス・ベンツとBMWの専用品と見なされていたLCDモニターが小型乗用車にも備えられるようになり、ハイエンド・オーディオ/CDシステムと普及率を競っている。
エコノミック・タイムズが12月6日報じたところによると、これ以前にはフラット・パネルの価格はCRT(cathode ray tube)モニターの2倍にのぼったため、普及しなかったが、LCDモニターが大量生産されるようになり、価格面のハードルが除かれた。加えてLCDモニターは据え付けが容易で、保守も手がかからず、長持ちする。天井取り付け型やフロント・ヘッド・レスト据え付け型のLCDモニターの価格は一時は7万ルピーしたが、今や前者は8000~1万ルピー、後者は7000~1万ルピーに下降した。LCD対応のプレーヤーは1万5000~2万ルピーで手に入るため、カー・オーナーは一考に値する。
LCDパネルは中国/韓国/マレーシア製がグレー・マーケットに出回っており、ポピュラー・ブランドにはNekwok、Ozone、Novexが挙げられる。LCDディーラー筋によると、中国ブランドは注意する必要があり、ローエンドのLCDプレーヤーのスタッフの多くは海賊版と言う。