SEAnews 2005-12-09 ArtNo.36859

【ニューデリー】ソフトウェア・メジャー、Microsoftは、向こう3～4年間にインドにおける専門スタッフの数を現在の4000人から7000人に3000人ほど増員する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルドが12月7日報じたところによると、Bill Gates会長は6日、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)主催の『CII-CEO Forum』の席上、以上の計画を明らかにした。
一方、ゲイツ会長のインド訪問に随行したMicrosoft Corporate副社長(Worldwide Public Sector)を務めるGerri Elliott女史はこの日記者会見し、2006年1月までにカルナタカ州Bangaloreに『Innovation Centre』を設けると発表した。同センターはMicrosoft Innovation Centres (MICs)計画の一環で、学生／専門開発業者／アーキテクツ／情報技術(IT)専門家／研究者にその施設を提供、64ビット技術／Windows Vista／アプリケーション開発領域の技術者を育成する。マイクロソフトは当面単独で同センターを設立するが、地元の政府／教育機関／産業界／ソフトウェア開発業者と協力してこれらの施設を運営する。マイクロソフトはブラジル、ドイツ、マレーシア、中国、オーストラリア、日本等、世界各地に60のイノベーション・センターを設けている。しかしバンガロール・イノベーション・センターに対する投資額や同センターのスタッフの数等は明らかにされなかった。