SEAnews 2005-12-07 ArtNo.36855

【ムンバイ】インドのサーバー売上げは第3四半期(2005/7-9)に昨年同期比37.4％の成長を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月3日、市場調査会社Gartnerの発表を引用し報じたところによると、アジア太平洋地域サーバー売上げに占めるインドのシェアは昨年同期の6.6％から8.4％に拡大した。
インドのサーバー市場は昨年同期に比べ売上額も出荷台数もともに30％以上の成長を記録したが、前四半期に比べると額も出荷台数もともに季節的下降を見た。
インテル・ベースのサーバーが中小企業市場を中心に一層の普及を見たものの、価格ベースでは縮小した。Gartner India(Enterprise Systems Research)のNaveen Mishra上級アナリストによると、インド・サーバー市場は第3四半期にRISCプロセッサー・ベースのサーバーを中心に力強い成長を遂げ、x-86サーバーも引き続き成長を支えた。インドでもブレードサーバ(blade server)が普及し始めており、近い将来世界的なトレンドに同期するものと見られる。
アジア太平洋地域のサーバー市場は第3四半期に額で8.3％、ユニット数で22％の成長を見た。x86サーバーの売上額が24％以上の伸びを見、成長を牽引した。