SEAnews 2005-12-07 ArtNo.36846

【チェンナイ】タミールナド州Chennai拠点のポリ塩化ビニール(PVC)製造会社、Chemplast Sanmar Ltd(CSL)は、環境森林省からタミールナド州Cuddaloreに年産17万トンのPVC製造施設を設ける認可を取得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日伝えたところによると、CSLは証券取引所に以上の報告を行った。これによりCSLは、3年半に及んだ袋小路から抜けだし、プロジェクトを進めることが可能になった。CSLのP. S. Jayaraman重役(MD)によると、ゼロ廃水を実現する水処理施設と8ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電施設も備えた新工場のプロジェクト・コストは400～450クロー(US$8695万-9782万)と見積もられる。2、3ヶ月中に金融アレンジを完成させ、工事開始を目指す。
CSLは当初、外国金融機関も出資する新会社を設立してプロジェクトを進めることを計画したが、今ではCSL自身がプロジェクトを手掛けることに方針を転換した。必要資金は内部資金と借入で賄うと言う。