2005-12-05 ArtNo.36832
◆Nalco/Hindalco、過去1年半来最高の値上げ
【ムンバイ】国営National Aluminium Company Ltd(Nalco)は1日からアルミニウム基礎製品(basic aluminium products)の価格をトン当たり6000ルピー引き上げた。
ビジネス・スタンダードが12月2日、Nalco筋の言として伝えたところによれば、これは過去1年半以来最高の値上げ幅で、圧延製品(rolled products)についてはトン当たり7000ルピー引き上げられた。国内最大のアルミ会社Hindalcoも追随し、同日トン当たり6000ルピー値上げした。ロンドン金属取引所(LME)におけるアルミ価格の同水準の上昇が、値上げの理由とされている。
先月(11月)トン当たり5000ルピー値上げされた際のingot (IC20)のトン当たり価格は9万6500ルピー、billets (CH10)は同9万9500ルピー、wire rods (WE20)は同10万4500ルピー、alloy wire rods (WA20)は同10万7000ルピーだった。
消費財部門の需要増加と、大手アルミ・メーカーの生産削減で、LMEのアルミ価格は過去10年来の最高に達している。
Nalco筋によると、先月のトン当たり3000ルピーの値上げ後も、輸入品はトン当たり約1万ルピー割高なため、国産品は依然として競争力を維持していると言う。
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