2005-12-02 ArtNo.36825
◆National Aluminium、ボーキサイト鉱区の追加割当申請
【コルカタ】政府系アルミ精錬会社National Aluminium Company Ltd (Nalco)は、750万トン前後のボーキサイト鉱区の追加割当を申請した。
ビジネス・スタンダードが11月29日伝えたところによると、インド自動化産業協会(AIAI:Automation Industry Association of India)がこのほど当地で主催した『Metal Tech 2005』の会場でNALCOのA Ray取締役(人事・総務担当)は以上の消息を語った。それによると州政府の認可は既に取得、中央政府の審査を受けている。
NALCOは第2次拡張計画に伴う電力需要の拡大を配慮し、炭坑2鉱区の追加割当も申請した。NALCOはこれ以前にオリッサ州の炭坑2鉱区の割当を受けており、これらの鉱区の開発には20ヶ月を要する。
2004年10月に開始された第2次拡張計画のコストは4100クロー(US$9.07億)と見積もられ、内3700クロー(US$8.186億)は内部資金で賄い、残りの400クロー(US$8849万)を借り入れる。キャプティブ・ボーキサイト鉱山のキャパシティーは現在の480万トンから630万トンに、アルミナの年産量は210万トンに、アルミニウムのそれは34万5000トンから46万トンに、キャプティブ発電能力は1200MW(メガワット)に240MW、それぞれ拡張される。拡張計画には様々な認可手続きが必要とされるが、順調に進捗しており、50ヶ月の目標期限内に完成する見通しと言う。
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