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2005-11-30 ArtNo.36811
◆独立取締役指名規則遵守は政府の問題:ONGC会長
【アーマダバード】上場規則(Listing Agreement)49条(Clause 49)に基づき独立取締役(independent director)の指名を求められている国営石油ガス探査開発会社Oil & Natural Gas Corporation (ONGC)のSubir Raha会長兼MDは25日、「それは政府の問題」と語った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月26日報じたところによると、インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)はONGCに対して12月31日までに新たに8人の独立取締役を指名しないなら罰則を科すと警告した。
現在、ONGC取締役会は4人の独立取締役を含む14人から成り、さらに独立取締役8人を加えれば、メンバーは22人に達する。しかし興味深いことにONGCの付属定款(Articles of Association)は取締役会メンバーの上限を21人に制限している。
Raha会長は24日この点に関して「我々は常に政府の方針に協力している。しかし独立取締役の追加指名に関しては政府が何らかの措置を講じる必要がある。ONGCはこの点に関して政府に意見書を提出した」と語った。
ONGC筋によると、政府を代表する3人の取締役中の1人か、Indian Oil Corporation(IOC)の唯一の代表が、取締役のポストを退く必要があると言う。
Raha氏はさらに「ただ1つ受け入れられないことは、V.K. Sibal炭化水素資源総監(DGH:director general of hydrocarbons)を取締役に指名することだけ」と付言した。
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