2005-11-30 ArtNo.36806
◆HCL、ラップトップ専門店網を2倍に拡大、東芝製品を販促
【コインバトール】東芝モバイル・コンピューティングのパートナーを務めるHCL Infosystemsはこれまでに全国に75のラップトップ専門マルチ・ブランド・ショールームを設けたが、来年3月までにその数を150店に拡大する。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月26/29日報じたところによると、HCLのL Ram Prasad主任(セールス/マーケッティング)はラップトップ・ショールーム開店の前日(11/26)、記者会見し以上の計画を語った。それによるとインドのラップトップ市場は急成長を遂げており、HCLは、向こう3年間に同市場の35~40%のシェアを占めることを目指している。
関税引き下げを契機としてラップトップ販売のブームが到来した。ラップトップの価格は今後益々下降するものと見られる。インドのラップトップ市場はPC市場全体の4%を占めるに過ぎないが、年率150%の成長を遂げている。
東芝製ラップトップのシェアは3~4%だが、HCLは同シェアを拡大する戦略を準備している。東芝製ラップトップはエントリーからハイエンドまで28モデルが準備されており、HCLの新顧客獲得にも貢献するものと見られる。興味深いことにラップトップ販売の約70%はハイエンド製品で占められている。このためラップトップ販売の急成長がデスクトップを市場から閉め出すことはない。両者の顧客は異なる階層に属していると言う。
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