2005-11-30 ArtNo.36803
◆2019-20年までに鉄鋼完成品の年産量を1.1億に拡大
【ニューデリー】インド国内の鉄鋼完成品(finished steel)需要は2019-20年までに9000万トンに達する見通しだが、政府は鉄鋼完成品の国内生産をその時までに1億1000万トンに拡大することを目指している。
エコノミック・タイムズが11月25日伝えたところによると、Ram Vilas Paswan鉄鋼相は25日の国会上院における文書による答弁の際、以上の消息を明らかにした。それによると、これは全国鉄鋼政策(National Steel Policy)に基づくもので、1億1000万トンの鉄鋼完成品の生産には1億9000万トンの鉄鉱石が必要とされる。
鉱業局(Bureau of Mines)の統計によれば、国内における鉄鉱石の埋蔵量は2000年4月1日時点で、220億トンと見積もられ、鉄鋼完成品の年間生産量を1億1000万トンとすれば、125年間の需要に応じられると言う。
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