【ニューデリー】Hitachi Home and Electronics Asia(HHEA)は、インドにおけるディストリビューション・パートナーを物色している。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが11月24/25日伝えたところによると、HHEAのTarun Jain主任(Country Head)は24日プラズマ・テレビジョン新モデルをお披露目するとともに記者団に以上の消息を語った。Jain氏によると、目下複数の企業と流通網の構築に関する交渉を進めており、来年初までに合意に達する見通しだ。
HHEAは2年前からインドにおけるディストリビューションを開始、急成長するプラズマ・テレビジョン市場に注目している。ディストリビューション網を現在の60店から2006年末までに300店に拡大、専門店『日立ギャラリー』の数も2店から12店に拡張する。
フラット・パネル・テレビジョンの需要は2006年を通じて4万2000セットに達し、2007年には2倍の8万4000セットに拡大するものと見られる。HHEAは同市場の主要プレーヤーになることを目指している。HHEAは現在プラズマ・テレビジョン市場の12%のシェアを占めており、これを15~20%に拡大する計画だ。同社のALiSレーンジのテレビジョンの価格は18万~45万ルピーと言う。