2005-11-28 ArtNo.36791
◆TMTバーのMs Thermex、後方統合化にUS$4千万投資
【ハイデラバード】ドイツ企業Hennegsdorfer Stahl Engineering Gmbh(HSE)とアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のMS Agarwal Foundries Private Limited (MAF)及びH & K Indiaの合弁に成るMs Thermex(MST)は、200クロー(US$4425万)を投じ事業の後方統合化(backward integration)を図る。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが11月25日報じたところによると、MSTのManiklal Agarwal会長及びGopal Agarwal取締役は24日催されたTMT(thermo mechanically treated)棒鋼(steel bar)製造施設開所式の席上、以上の消息を語った。それによると、アンドラプラデシュ州Medak県ToopranマンダラChetla Gowraram地区に向こう3年間に日産各400トンの海綿鉄とペレット製造施設、10MW(メガワット)の発電施設、さらには銑鉄/スチール・スラブ/ビレットの製造施設を設ける。1年内に公開公募を行い、必要資金の一部を調達する。
今年4月に発足したMSTは、アンドラプラデシュ州Medak県の30エーカーの土地に200クローを投じて設けた月産1万トンのTMTバー製造施設を11月18日に稼働させた。MAFのManiklal Agarwal会長によると、TMTバーは通常の鉄筋に比べトン当たり1000ルピーほど割高だが、鉄筋の量を20%ほど節約できる。HSEと技術提携を結んだMAFは、前者にロイヤルティーを支払うと言う。
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