2005-11-28 ArtNo.36787
◆TCG、西ベンガル州政府にHPL問題で廷外和解提案
【コルカタ】The Chatterjee Group(TCG)のPurnendu Chatterjee会長は、Indian Oil Corporation(IOC)のHaldia Petrochemicals Ltd(HPL)への出資問題を会社法委員会(CLB:Company Law Board)に提訴後4ヶ月を経た25日、西ベンガル州政府のNirupam Sen商工部長と会談、廷外和解を申し入れた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが11月26日報じたところによると、Chatterjee氏は25日記者会見し、「今回の会談は友好的な問題解決の第1歩」と語った。CLBはこれ以前に当事者間の話し合いを通じて問題を解決するよう勧告していた。
しかしChatterjee氏は、HPLの支配権益をIOCに譲り渡すことに反対する姿勢を改めて確認、「HPLをIOCの子会社にしてしまえば、HPLを西ベンガル州拠点のコングロマリットに育てる目標は実現できなくなる」と指摘した。同氏はまた州政府のHPL持ち分を買い取る意向を重ねて表明した。
Sen商工部長によると、州政府はTCGに、廷外和解の提案内容を文書にして提出するよう求めた。Sen氏は「TCGが州政府のHPL持ち分を買い取るというのは、古い提案で、今回の話し合いの議題には上らなかった」とし、記者らの「州政府は、HPL持ち分をTCGに売却する考えはあるか」との質問にはコメントを控えた。
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