2005-11-28 ArtNo.36785
◆Orient Craft、AP州に繊維専門の特別経済区開発
【ハイデラバード】デリー拠点のOrient Craft Ltd(OCL)は2000クロー(US$4.4248億)を投じてアンドラプラデシュ州に300エーカーの繊維専門の特別経済区(SEZ)を開発する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが11月24/25日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)が23日主催した『繊維会議:うんじょうする機会と将来の道のり』と題するセミナーの会場でOCLのSudhir Dhingra会長兼MDはマスコミに以上の計画を語った。OCLは今年720クロー(US$1.5929億)の繊維製品輸出を目指している。
一方、アンドラプラデシュ州のY S Rajasekhara Reddy首席大臣によると、同州はHyderabadに衣料専門のSEZを開発する他、Visakhapatnam/Tada/Sattaveduにおける繊維産業の振興にも力を入れる。アンドラプラデシュ州は国内有数の綿花産地で、収穫率も平均を上回る。このため同州繊維産業は2010年までに100万人に就業機会を提供するものと見られる。
州政府は、Gokaldas Exports Private LimitedとShahi Exports Private LimitedにNacharam工業団地(Industrial Development Area)の各10エーカーの土地を割り当てた。両社は同地に衣料品の製造・輸出施設を設け、合計3000人分の就業機会を創出する見通しだ。Reddy首席大臣は、「OCLに対しても同団地の10エーカーの土地を割り当てており、州政府は同社がハイデラバードに繊維SEZを開発するのを歓迎する」と語った。
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