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2005-11-23 ArtNo.36768
◆国際小売り大手、橋頭堡築き市場開拓準備
【ニューデリー】小売り産業に対する外国直接投資(FDI)規制を緩和する見通しは依然不透明だが、海外のプレーヤーらは早くも橋頭堡を築き、市場開拓戦略を練っている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月21日報じたところによると、Wal-Martのチーフが今年初インドを訪れたが、来週は英国の小売り大手TescoのTerry Leahy重役(CEO)が初めてインドを訪問する。今年6月、欧州連合(EU)が中国製繊維の輸入に割当制を導入したことから、Tesco Plcは中国製繊維買い付けの半減を強いられた。このためLeahy氏のインド訪問の意味するところは大きい。Tescoは中国に代わる買い付け先を物色しており、今後インドからのソーシングを拡大するものと見られる。
他方、欧州小売り市場に強力なプレゼンスを有するMother Care UK Ltdは、地元のShopper's Stopと提携し、フランチャイズ店40店をオープンすることを計画している。
世界屈指の小売り専門店(speciality retailer)、Gap Incは、インド事務所スタッフを募集しており、こうしたスタッフには国際財務/会計/人事/技術サービス/商品査定担当の専門職が含まれている。
既にインドに足場を築いた多国籍小売り企業も、市場開放に備え待機している。英系Marks & Spencer Groupとドゥバイ拠点のLifestyle Internationalは、フランチャイズ店を設けており、ドイツ系Metroと南ア系Shoprite Holdingsは卸売市場の開拓を図っている。
この他、Next、Debenhams、Body Shop等、少なからぬ英国小売業者が来年にもインドに進出すべく準備を整えている。
インド政府は今年4月、小売市場開放に対する国民的コンセンサスを形成する方針を明らかにしたものの、左派政党は依然として自由化の動きを牽制している。インドの小売市場はmom-and-popショップが大勢を成し、組織部門は市場全体の3%、2万8000クロー(US$61.95億)を占めるに過ぎない。とは言え同比率は5年内に5~10%に拡大するものと見られている。
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