2005-11-23 ArtNo.36754
◆三井物産、冷間圧延/亜鉛鍍金鋼プロジェクトに出資
【ムンバイ】三井物産はRuchiグループ傘下のIndian Steel Corporation(ISC)に10%出資、冷間圧延(CR)鋼と亜鉛鍍金製品の製造事業に参加する合弁契約を取り交わした。
ビジネス・スタンダードが11月22日報じたところによると、ISCはグジャラート州Kandlaに設けた工場の年産能力を50万トンほど拡張し、CR鋼を年間40万トン、亜鉛鍍金製品を同27万トン製造する。プロジェクトの投資額は600クロー(US$1.327億)で、2007年までにフル稼働する。
ISCのUmesh Shahra重役(MD)は、「建設活動が活況を呈し、こうした好景気が持続する見通しのため、内需の先行きは明るい」と語った。三井物産執行役員鉄鋼製品本部長を務める渡辺清孝取締役によると、同社がインドの鉄鋼製品事業に出資するのは今回初めてのこと。同氏は「インドは成長の潜在性の最も大きい国の一つ」と指摘した。
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