2005-11-21 ArtNo.36740
◆Reliance、Krishna-Godavari海盆で新ガス田発見
【ニューデリー】Reliance Industries Limited (RIL)はKrishna-Godavari(KG)海盆の深海鉱区KG-DWN-98/3(D6)において新ガス田を発見、『Dhirubhai-23』と命名した。
インディアン・エクスプレスが11月17日、RILの炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)及び石油天然ガス省に対する報告を引用し伝えたところによると、地震地質学モデル(seismo-geological model)からすれば、Dhirubhai-23は、潜在的商業価値を有する構造性天然ガス(non-associated natural gas)と認められる。
DGHオフィシャルによると、RILは10月24日に新ガス田の発見を同局に通知した。DGHは提出された技術報告書を評価した後、新ガス田が商業価値を有すると判断した。ガスの埋蔵量はなお不明だが、RILの報告によれば、交差する採算性の見込めるガス層の厚さは47mで、KG-D6-P1-A井からは23.7mmscfd(million standard cubic feet per day)のガスが産出された。一般に10mmscfdのガスが採取できるなら地層(sand character)条件は極めて良好で、かなりの埋蔵量が望める。D6-P1-AはRILがD6鉱区で掘削した17番目の探査井で、RILは新探査ライセンス政策(NELP)下の第1回入札で同鉱区を落札したと言う。
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