2005-11-18 ArtNo.36733
◆Power Grid、US$5.5億送電事業入札を今月募集
【ニューデリー】国営送電会社Power Grid Corporation of India Ltd(PGCIL)は今月末までに、西部地区における見積もりコスト2500クロー(US$5.531億)の送電事業入札を募集する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月16日報じたところによると、これらのプロジェクトはPGCILとReliance Energy Ltd(REL)の紛争を引き起こしたいわくつきのもので、RELは中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)に、上記の地域に独自の送電網を敷設するライセンスを申請した。しかしCERCは結局同申請を却下し、他の民間企業とともに競争入札に参加しライセンスを取得するようRELに指示した。
PGCIL筋によると、シングル・ステージの関係入札は1週間以内に募集され、インフラストラクチャー領域の事業経験を有する企業が応札できる。グジャラート州とマハラシュトラ州における送電網は100%民間参加方式により敷設され、2009年までの完成が目指される。
PGCILがこの種の入札を募集するのは初めてのこと。グジャラート州とマハラシュトラ州南部をカバーする送電網は、マドヤプラデシュ州における送電網を含むより大きな送電インフラ事業の一部を成しており、マドヤプラデシュ州を含む残りの部分はPGCIL自身が敷設すると言う。
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