2005-11-18 ArtNo.36731
◆Biocon、Bentley社とインシュリン製品ライセンス契約
【ムンバイ】地元製薬会社Biocon Ltdは、米国拠点の専門製薬会社Bentley Pharmaceuticals Incと、後者のインシュリン鼻腔スプレー製剤に関わる製品ライセンス協定を結んだ。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月16/17日、Bioconのボンベイ証券取引所(BSE)への通知を引用し報じたところによると、同ラインセンスは、Bioconにアジア、アフリカ、中東の85カ国において当該製品の市場開拓とマーケッティングを手掛ける独占権及び共同独占権(co-exclusive right)を付与する。
Biconは同時にBentleyとそのライセンス所持者にインシュリンを納入する長期サプライ契約を結んだ。
両社はまた、米国、欧州連合(EU)、その他の地域(ROW)の監督機関の基準を満たすため、鼻腔インシュリンの臨床開発面で協力するとともに、臨床開発と認可手続きのコストを分担する。
BioconのKiran Mazumdar-Shaw会長兼MDによると、今後インシュリン非注射薬が糖尿病治療の主流になるものと見られる。Bioconが独自開発した経口インシュリンに、Bentleyの鼻腔スプレー・インシュリンを加えるなら、インシュリン非注射薬市場のより大きな領域をカバーできると言う。
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