【ニューデリー】今年上半期(2005/4-9)のアルミニウム生産量は45万5657トンと、昨年同期比8.2%の成長を見た。
ビジネス・スタンダードが11月12日報じたところによると、インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)はその月間報告の中で旺盛な需要は今後も維持され、アルミニウム生産は2005-06年を通じて12%成長すると予想している。
しかし9月のアルミニウム生産は7万6929トンと、昨年同月比3%の伸びにとどまり、前月の15%の伸びから顕著に鈍化した。アルミニウム及びアルミニウム製品部門の9月期四半期の伸びは精彩を欠き、売上げの伸びが8.7%にとどまったのに対し、支出は16.6%拡大した。このため営業利益は9.8%下降した。しかしその他の収入と特別利益に助けられ、税引き利益は5.5%の穏やかな伸びを保った。しかし利益マージンは前年同期を下回った。
下流部門の生産活動は引き続き活発で、aluminium rodの8月の生産は29.4%の伸びを見た。同品目は昨年8月にも43.5%の伸びが記録された。また押し出し加工品の生産は50.7%の伸びを見た。
CMIEのアルミニウム及びアルミニウム製品指数は10月に16.2%下降した。