SEAnews 2005-11-14 ArtNo.36695

【ランチ】年商9000クロー(US$19.91億)のJSW Steel Ltd(JSWSL)は9日、ジャールカンド州政府と同州Saraikela Kharsawan県Hesalong付近に3万5000クロー(US$77.4336億)を投じて年産1000万トンの新鉄鋼プラントを設ける覚書を交換した。
デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月10／11日伝えたところによると、JSWSLのSajjan Jindal副会長兼ＭＤとジャールカンド州政府のP P Sharma総務次長はこの日、Arjun Munda首席大臣の立ち会いの下、関係覚書に調印した。
800ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の火力発電施設も備えた新プラントは2段階に分けて建設され、2010年までに稼働する。第1段階では先ず年産600万トンの施設が設けられ、第2段階で400万トンの設備能力が追加される。第1、第2段階の工期は合計84ヶ月。プロジェクトの完成後州政府は年間5000クロー(US$11.062億)の税収を得られる。
JSWSLは当初、西ベンガル州においてメガ鉄鋼プロジェクトを進める計画だったが、ジャールカンド州政府が州外で鉄鉱石を加工することを認めなかったため、西ベンガル州におけるプロジェクトを見合わせた。
Tata SteelとMittal Steelも最近、ジャールカンド州政府と各年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトに関する覚書を交換している。