【シンガポール】米国を拠点とするプリント基板製造(PCBA)機器メーカーのユニバーサル・インストルメンツ・コープはアンモーキオのテクポイントに100万米ドルを投じ、研究開発(R&D)、訓練、倉庫施設を設けた。
Joseph Ranieri重役(MD)によると、2万8000平方フィートの新施設は同社にとって東南アジア最大の施設で、これにより同社はパナソニックに対抗する計画だ。後者はスルー・ホール及びサーフィス・マウント・マシーンを製造している。PCBA機器市場はシンガポールだけで年間1億2500万~1億5000万Sドルの規模を有し、年率15~20%の成長を遂げている。またマレーシア、タイ、インドネシア市場も堅調に成長している。同社はこれまでに域内市場においてPCBA機器約1800台(各S$50万以上)を販売しており、主要顧客にはモトローラ、アップル、IPC、サムスン、ソニーが含まれる。同社の95年の域内受注は1億800万Sドルを超え、シンガポールでの売上が全体の20%を占めている。2000年までに年間受注額は2億5000万Sドルに達する見通しだ。同社は域内に105人のR&Dスタッフを擁し、内シンガポールに60人以上(内45人は工学士)が勤務していると言う。(BT:10/25)