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2005-11-09 ArtNo.36675
◆ONGC、ガスの直接マーケッティングに照準
【コルカタ】国営石油ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は、今年末までにBritish Gas(BG)/Reliance Industries Ltd(RIL)と合弁で開発したPanna-Mukta-Tapti (PMT)鉱区から採取したガス18.8mmscmd(million metric standard cubic metres a day)の全量を自らマーケッティングし、ガス収入を最大限に拡大する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日報じたところによると、石油マーケッティング会社との多額の石油製品補助の分担を強いられたONGCは、既存のガス田や新鉱区から採取したガスの換金率(price realisation)引き上げに照準を合わせており、PMT鉱区からのガスの直接マーケッティングはその第1歩。しかしこの種の戦略は、統制価格制度(APM:administered pricing mechanism)の恩恵を享受するもの、取り分け国内最大の発電会社NTPC Ltdや国営ガス供給会社GAIL (India)を含む北部インドの電力部門から強い抵抗を受けるものと予想される。
インド政府は昨年、直接マーケッティングを認めたものの、1mbtu(million British thermal unit)当たり2.6米ドルのAPM価格を遙かに上回る4.2米ドルのPMPチームのオファー価格をGAILが拒絶する中で、向こう1年間試験的に5 mmscmdに限り1mbtu当たり3.86米ドルで直接マーケッティングすると言う折衷案を提示した。
ともあれこれによりPMTチームは2006年3月末までの間5 mmscmdを直接マーケッティングすることが可能になり、過去数ヶ月間に、Gujarat State Petroleum Corporation、Gujarat Gas、Indian Petrochemicals Corporationに、1mbtu当たり4.08米ドルでガスを供給する契約を獲得した。さらにONGCは去る10月31日、Rajasthan State Power Generation Corporation Ltdと、2007年の雨期以降にDholpurの330MW(メガワット)発電施設に1mbtu当たり4.6米ドルで1.5mmscmdのガスを供給する契約を獲得した。
PMTチーム筋によると、天然ガスの国際価格は1mbtu当たり10米ドルを超えている。インド国内においても1mbtu当たり4.50米ドル以上の価格は現実的であり、同グループは石油天然ガス省に統制価格の完全撤廃を要求する計画と言う。
ONGCは、2007年までに19mmscmdのガスを直接マーケッティングする計画で、これにより同社の収益性は顕著に改善する。2006年4月までにKrishna-Godavari(KG)海盆のG1とG15鉱区から2mmscmdのガス採取が見込めるため、13mmscmdの直接マーケッティングが可能になる。2006年雨期以降PMTにおけるガス採取量が5.5mmscmd拡大する他、Mumbai沖合のD1とD33鉱区の開発に伴い2007-08年末までに、ガス供給キャパシティーはさらに拡大すると言う。
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