2005-11-09 ArtNo.36673
◆肥料協同組合、チャッティースガル州にメガ発電所建設
【ニューデリー】肥料協同組合Indian Farmers Fertiliser Cooperative Ltd(IFFCO)は3日、チャッティースガル州電力局(CSEB:Chhattisgarh State Electricity Board)と共同で、同州Sarguja県の炭坑坑口に1000MW(メガワット)の発電所を建設する総額4500クロー(US$9.9558億)の合弁契約を結んだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが11月6日報じたところによると、CSEBのRajib Ranjan会長とともに合弁契約に調印したIFFCOのU.S. Awasthi重役(MD)は、「IFFCOは『ビジョン2010』の下、肥料ばかりでなく、もう一つの重要なインプット、電力を農民に提供するため、発電事業に本腰を入れる方針を決めた」と語った。IFFCOは、これに先だってチャッティースガル州政府と、1000MW発電所建設に関わる覚書を交換した。
IFFCOとCSEBの共同声明によると、プロジェクトにはIFFCOが74%、CSEBが26%出資、借入/自己資本比率は70:30。金融アレンジは2006年12月までに完成させ、2010年から電力の供給を開始する計画だ。生産した電力の90%はCSEBが買い取ると言う。
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