2005-11-07 ArtNo.36663
◆チャンディガルの1人当たり国民所得、3年連続全国一
【チャンディガル】パンジャブ州とハリヤナ州の州都を兼ねるChandigarhの2004-05年度1人当たり国民所得(PCI)は6万7370ルピーと、3年連続全国トップの座を維持した。
エコノミック・タイムズが11月4日報じたところによると、面積114平方キロ、人口100万のチャンディガルのPCIはパンジャブ州の平均2万7851ルピーやハリヤナ州の同2万9963ルピーの2倍以上。前年のPCIも6万105ルピーと、全国平均の2万989ルピーに比べ3倍。しかしその一方で、生活費も国内の最高レベルに達している。
PCIが国内最高であるにも関わらず、チャンディガルにさしたる産業は存在しない。登録された事業体は500社を僅かに上回るに過ぎず、中規模以上の企業は2ダースに満たない。しかし市当局は、最近、Manmohan Singh首相により起工式が主宰されたRajiv Gandhi Chandigarh Technology Parkが完成すれば、PCIは向こう数年も急成長を遂げると期待している。それによると、間もなく就業する2万5000人ほどのIT専門家の月収は平均2万5000ルピーに達する見通しで、これだけでもPCIは急上昇する見通しだ。現在、同市の住民の大部分はサービス部門に就業しており、さもなければ、それ自身が企業家と言う。
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