2005-11-07 ArtNo.36660
◆Nagarjuna Power、出資を経営保守契約発注の条件に
【マニパル】カルナタカ州Udupi県Padubidriに4299クロー(US$9.51億)を投じて1015MW(メガワット)の発電所を建設するNagarjuna Power Corporation Ltd(NPCL)は、同プロジェクトへの出資者に経営保守(O&M:operation and maintenance)契約を発注する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月4日報じたところによると、NPCLのPraveer Sinha重役(COO)は3日記者会見し以上の消息を語った。それによると、NPCLは戦略投資家1社とO&M契約交渉を進めている。プロジェクトへの出資に関しては複数の外国投資家を含むパーティーと交渉を進めている。
プロジェクト・コストと電力料パラメータに関しては、中央電力監督委員会(CERC:Central Electricity Regulatory Commission)から2003年電力法(Electricity Act 2003)に基づく承認を得ており、金融アレンジは8週間以内に完了する。
発電した電力の大きな部分はMangalore Electricity Supply Companyに供給する。排煙脱硫(flue gas desulphurisation)プラントを設け、環境保護にも万全を期す。インド国内の発電所でこの種の施設を備えるものは希である。
また新マンガロール港に専用埠頭を設け、輸入石炭を埠頭で直接列車に積み込む。埠頭の建設コストは220クロー(US$4867万)と見積もられる。
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