1995-10-25 ArtNo.3666
◆<越>Ben Nghe港湾局、再開発マスタープラン公表
【ホーチミン】ホーチミン市に隣接したベンゲ(Ben Nghe)港の港湾局(BNPA)は2000年に向けての同港再開発マスタープランを発表した。
BNPAはこれまでフランス、フィリピン、オーストラリアの投資家との交渉にいずれも失敗、2カ月前にはP&Oオーストラリアが1900万米ドルの開発事業からの撤退を宣言したばかり。今回発表されたマスター・プランでは資本金1310億ドン(S$1690万)の持ち株会社が設けられ、国内の銀行/海運業界等に出資が求められる。BNPA自身も減債基金や開発基金から港湾純収益の75%に相当する資金を拠出する。ホーチミン市から配分された3万2220haの土地は、輸出入貨物、一般コンテナ・冷蔵コンテナ・ヤード、事務所ビル、レクレーション施設等の5区画に分けて開発される。同港は2000年時には年間17万~20万TEUのコンテナ貨物を処理するものと予想されている。(BT:10/23)
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