【バンガロール】今年は様々な問題が相次いでいるが、カルナタカ州の情報技術(IT)輸出は、今会計年度も、昨年同様催しものに支えられ、4万クロー(US$88.4956億)の大台にのる見通しだ。
インディアン・エクスプレスが10月29日報じたところによると、カルナタカ州政府のShankarlinga GowdaIT及びバイオテクノロジー担当次長は同紙に以上の見通しを語った。それによると2004-05年のIT輸出は、主に催しもののお陰で、2003-04年の1万8000クロー(US$39.823億)から2万8000クロー(US$61.9469億)に拡大した。今年も催しものが輸出成長を牽引する見通しだが、洪水の発生により展示施設も被害を被った。
HD Deve Gowda元首相は最近、「カルナタカ州のIT産業は何ら新たなソフトウェア技術を生み出しておらず、そのことが成長鈍化の主因になっている」と批判したが、Shankarlinga Gowda次長は、この点に関してコメントを控えた。