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2005-11-02 ArtNo.36622
◆ＯＮＧＣ、ヘリウム製造実験プロジェクトに９５％出資
【コルカタ】国営石油ガス開発会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は、科学技術局(DST:Department of Science and Technology)及びサハ核物理学研究所(SINP:Saha Institute of Nuclear Physics)と、天然ガスからヘリウムを製造するパイロット・プロジェクトに関する覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月1日伝えたところによると、パイロット・プロジェクトは天然ガスにごく少量含まれているヘリウムの商業ベースでの生産を目指す。
ＯＮＧＣのSubir Raha会長兼ＭＤによると、タミールナド州Kutralamで手掛けられるプロジェクトのコストは200クロー(US$4425万)と見積もられる。ＯＮＧＣがその95％を負担する代わりに、実験が成功した暁には商業生産の権利を取得する。
ヘリウムは宇宙開発や原子力事業領域において冷却剤として用いられるが、インドは現在国内で必要とされるヘリウムを全量輸入していると言う。
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