1995-10-25 ArtNo.3661
◆<馬>STIコープ、インターネット接続サービス提供
【クアラルンプル】STIコープSdn Bhdは子会社のSTIアジア・コネクトSdn Bhd(STIAC)を通じて地元通信会社と共同でインターネット接続サービスを提供するため目下最終段階の準備を進めている。
STIコープのビノドB.スカル重役(MD)によれば、ゲートウェー・サービスは12月までにスタートできる見通しで、同社は来年半ばまでに関係事業に2500万Mドルを投資する予定だ。今日マレーシアのユーザーはマレーシア・マイクロエレクトロニクス・システム研究所(MIMOS)のJARING(ジョイント・アドバーンスト・リサーチ・インティグレーテッド・ネットワーキング・プロジェクト)か、アプライド・インフォメーション・マネージメント・サービシズSdn Bhd/コントロール・データ・システムズ・マレーシアSdn Bhdが共同で提供するマレーシア・オンライン、あるいは海外拠点のゲートウェーを通じてインターネットに接続できる。JARINGの契約者だけでも1万人を数え、国内のインターネット・ユーザーは3万人にのぼる見通しだ。また目下17存在するアクセス・ノッドは向こう24カ月間に100ノッドに達するものと見られる。JARINGの年間契約料は個人が350Mドル、法人が1500Mドルとなっている。STIACはこれらから独立して、マレーシアでは初めて、商業ベースでインターネット及びワールド・ワイド・ウェブのフルレーンジの接続サービスを提供することになる。スカル氏は、地元パートナーの社名を明らかにしなかったが、ビナリアンSdn Bhdと見られると言う。(MBT:10/23)
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