2005-10-28 ArtNo.36603
◆中央銀行、GDP成長見通しを7~7.5%に上方修正
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は、農業部門の復調や工業/サービス部門の成長のモーメンタムを配慮し、2005-06年の国内総生産(GDP)成長見通しを当初の7%から7~7.5%に上方修正した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが10月24/25/26日報じたところによると、中央銀行は『2005-06年度通貨政策中期見直し報告』の中でカリフ(kharif:初冬収穫作物)の収穫は昨年水準を上回るものと見られ、貯水レベルの改善からラビ(rabi:春先収穫作物)作柄の見通しも良好としている。投資と輸出が拡大し、企業収益とビジネス情緒が改善する中で工業部門の成長見通しも明るさを増していると言う。
|