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2005-10-26 ArtNo.36585
◆Paradip石油化学コンプレックス計画、数ヶ月遅延
【ブーバネスワル】Indian Oil Corporation (IOC)が1万5000クロー(US$33.1858億)を投じてオリッサ州Paradipに建設を計画する石油化学コンプレックスの完成は数ヶ月遅延する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが10月24日伝えたところによると、IOCのSarthak Behuria会長はUtkal商工会議所(UCCI:Utkal Chamber of Commerce and Industry)が22日主催したセミナーの会場で、以上の見通しを明らかにした。それによると、不安定な価格と石油製品のだぶつきからメガプロジェクトの稼働時期に調整を加える必要が生じた。加えて原油国際価格の高騰と石油製品補助政策がIOCのマージンを縮小させ、新規プロジェクトの資金繰りを困難にさせた。しかし政府は石油債の発行を提案しており、それが実現すれば、パラディープ・プロジェクトに投入する資金も確保できる。
Engineers India Ltd (EIL)は、Global Solutionsの支援も得て、詳細事業化調査報告書(DFR:detailed feasibility report)を準備しており、2、3ヶ月以内に完成するものと見られる。IOC取締役会が同DFRを承認すれば、プロジェクトは加速される。
IOCは当初パラディープに年間処理能力900万トンの製油所を建設する計画だったが、年間精製能力を1500万トンに拡張するとともに、石油精製プロジェクトを石油化学コンプレックス事業に転換した。これまでに土地の買収、整地、基礎工事等に600クロー(US$1.327億)が投資された。
IOCはパラディープを輸出ハブにする計画で、石化コンプレックスの完成品のアジア太平洋地域への輸出を拡大、外貨獲得に努める。
パラディープと西ベンガル州Haldiaを結ぶ原油輸送用パイプラインの建設も進められており、見積もりコスト1178クロー(US$2.606億)の同プロジェクトは2006年第1四半期に完成すると言う。
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