SEAnews 2005-10-26 ArtNo.36581

【ムンバイ】Anil Dhirubhai Ambani Enterprises(ADAE)傘下のReliance Capital Private Equity (RCPE)は二輪車メーカー、Kinetic Engineering Ltd(KEL)の14.81％のシェアを取得する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月25日報じたところによると、KEL取締役会は24日の会議で、RCPEの出資を認める方針を決めた。これによりKELはコンポーネント・ビジネスの資金調達が容易になるものと見られる。RCPEはKEL取締役会のポストは要求していないもようだ。
RCPEは3つのルートを通じ、ＫＥＬに38.4クロー(US$850万)を注入する。RCPEは先ずKELの71万5000株を1株178ルピー、合計12.72クローで買い取るとともに、60万ワラントを引き受ける。同ワラントは1株178ルピーで株式に転換でき、合計額は10.68クロー。RCPEはさらに1500万優先株を引き受け、その合計額は15クロー。
一方、KELの財務顧問を務めるAmbit Corporate Financeは、優先株5万500株を取得するとともに、10万ワラントを引き受ける。またＫＥＬのプロモーター、MicroAge Instruments Pvt Ltdは90万ワラントを引き受ける。
ＫＥＬはRCPEから38.4クロー、プロモーターから16クロー、Ambitから2.68クロー、合計57.08クロー(US$1263万)の新資金が注入されことになる。また全てのワラントが株式に転換されるならプロモーターのＫＥＬ持ち分は現在の49.8％から45.3％に縮小すると言う。