【コーチ】ケララ州Kollam拠点の州営Kerala Minerals and Metals Ltd (KMML)は、インド宇宙調査機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)の需要に応じるため、年産500トンのスポンジ・チタン(titanium sponge)製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月20日伝えたところによると、KMMLのK.P. Rajendran重役(MD)はこのほど同紙に以上の計画を語った。それによると、新ユニットの設置コストは100クロー(US$2212万)と見積もられ、ISROがその95%を負担する。
ロシアの技術者が既存施設の調査に訪れたものの、技術移転には時間を要する見通しのため、アンドラプラデシュ州Hyderabadベースの国防冶金学調査研究所(Defence Metallurgical Research Laboratory)が開発した国産技術を用いてプラントを建設、その後ロシアの技術に基づいて改良を加える方針だ。今年末に予定する関係施設の起工式はA.P.J. Abdul Kalam大統領が主宰する予定と言う。