【コルカタ】石炭産業省は、Coal India Ltd (CIL)がOil and Natural Gas Corporation(ONGC)と石炭地下ガス化(UCG:underground coal gasification)プロジェクトを手掛けることを認めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月15日報じたところによると、CIL取締役会は既にプロジェクトを承認しており、石炭産業省の認可を得たことにより、CILとONGCは正式な覚書を交換できる。
ONGCが、ロシアのNMRC-Skochinsky Institute of Miningから提供されるUCG技術を用いた処女炭坑における石炭ガスの採掘に最初に関心を抱いたのは1年以上前のこと。ONGCは多くの処女炭坑を保持するCILを合弁パートナーに選んだ。
CIL筋によると、ロシアで開発されたUCG技術が、インドの異なる環境の下でも機能するかどうかをチェックするため、先ずパイロット・プロジェクトを実行し、パイロット・プロジェクトが成功したなら、ONGCと50:50の合弁会社を設立すると言う。