【ニューデリー】今年初4ヶ月間(2005/4-7)の輸入は、バルク/石油/金銀/機械等の輸入の急増で、昨年同期の309億7087万米ドルから423億9705万米ドルに37%の増加を見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月14日、商業情報・統計総局(directorate general of commercial intelligence and statistics)のデータを基に商工省商務部(Department of Commerce)経済局(Economic Division)が集計した個別取引データ(Disaggregated trade data)を引用し伝えたところによると、バルク輸入が昨年同期比38%増の177億3534万米ドル(US$128.6066億)と、輸入全体の41.83%を占めた(括弧内は昨年同期の数字、以下同様)。
原油/石油製品の輸入は同36.49%増の129億3926万米ドル(US$94.7976億)と、輸入全体の30.52%を占めた。石油輸入の急増は主に、国際原油価格の急騰に伴うもので、また値上がりにも関わらず国内需要の減退は見られなかった。
興味深いことに金・銀の輸入が同60%増の49億6851万米ドル(US$31.1186億)を記録、輸入全体の11.72%を占めた。
機械輸入は国内産業の復調を反映し、同48%増の38億8190万米ドル(26.2460億)と、輸入全体の9,16%を占めた。
今年初4ヶ月の成長率トップ3輸入相手国は、スイスが昨年同期比84%増の30億1798万米ドル(16.3702億)で1位、以下、2位アラブ首長国連邦同63.40%増の16億9476万米ドル(US$10.3719億)、3位中国同41.38%増の26億5523万米ドル(US$18.7809億)の順。