2005-10-17 ArtNo.36528
◆Ranbaxy、英国における敗訴に関わらず成長戦略継続
【ニューデリー】Ranbaxy Laboratories Ltd(RLL)のBrian W. Tempest重役(CEO兼MD)は、Pfizer社製コレステロール降下剤Lipitorの特許権を巡る英国法廷における訴訟が敗訴したにも関わらず、買収を通じた成長戦略を今後も続ける立場を表明した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月14日伝えたところによると、Tempest氏は新特許制度に関するシンポジウムの会場で既存戦略に変更のないことを確認、今後の特許訴訟に際しても同社の立場は変わらないと語った。
RLLは、英国コレステロール降下剤市場におけるPfizer社の独占打破を目指す野心的な法廷訴訟を起こしたが、英国裁判所は、Lipitorの活性成分(active ingredient)をカバーする基本特許(basic patent)は有効とする一方、当該活性成分中の化学物質アトルバスタチン(Atorvastatin)のカルシウム塩をカバーする個別特許(specific patent)は無効と裁定した。
|