2005-10-17 ArtNo.36527
◆韓国化学企業Hanwha L&C、製造拠点の設置検討
【チェンナイ】韓国を拠点にする年商60億米ドルの化学企業Korean Hanwha Groupの一翼を担うHanwha L&Cは、インドに製造拠点を設ける可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月15日伝えたところによると、Hanwha Chemical CorporationのD.K. Jha上級課長は、無可塑ポリ塩化ビニール(uPVC:unplasticised polyvinyl chloride)製ウィンドー・システム、アルミニウム混合アクリルシート(acrylic solid surfaces with a combination of aluminium mineral)、100%アクリル樹脂、UVコーティングPVC床材等、一連の同社製品をお披露目するとともに、十分な需要が確認されるなら、製造拠点を設ける考えを明らかにした。これらの製品は当面韓国から輸入される。インドは建設ブームを迎えているため、これらの製品に対する需要が拡大するものと同社は期待している。
床材の価格は1平方フィート当たり7~300ルピー。uPVC窓システムの価格は平方フィート当たり250ルピー。窓システムはマハラシュトラ州Mumbaiの組み立て施設で、注文生産される。タミールナド州Chennaiにも同様の組み立て施設を設けることを計画している。アルミニウム混合アクリルシートは浴室、台所のカウンター、学習机、バートップ、フード・サービス・コーナー等の材料として用いることができ、価格は1平方フィート当たり750~1000ルピー。Hanwha L&CはKumar Distributorsを南部インドのディストリビューターに指名したと言う。
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