2005-10-17 ArtNo.36521
◆HCL/SCEL、揃って第2のサブ1万ルピーPC発売
【ニューデリー】地元のトップ・パーソナル・コンピューター(PC)メーカー、HCL Infosystems Ltdと南アフリカ系Sahara Computers and Electronics Ltd(SCEL)は13/14日、それぞれ第2の1万ルピー(US$)未満PCモデルをお披露目した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥーが10月14/15日報じたところによると、HCLはDayanidhi Maran通信情報技術相の立ち会いの下、AMD x 86 1.6 GHzマイクロプロセッサー/128MBRAM、40MBハード・ディスク・ドライブ/52倍速CD-ROM/15インチ・カラー・モニターを装備したPCに、ワードプロセッサー/スプレッドシート/プレゼンテーション/ウェブ・ブラウジング/Eメール/ビデオ会議等のソフトウェアをインストールしたレディー・トゥー・ユーズの『HCL EzeeBee PC』を9990ルピーで発売した。
とは言え配達料/保険料/ソフトウェア導入料として合計1250ルピーが別途徴収されるため、Linuxオペーレーティング・システム・バージョンの実際の購入価格は1万1240ルピーになる。またMicrosoft Windows XP Starterバージョンは、さらに別料金が徴収される。
HCLは今年8月、台湾企業VIA Technologiesの1GHzプロセッサー・ベースの製品を『PC for India』と銘打ってやはり1万ルピー未満で発売しており、今回は2度目。
他方、南アフリカ企業Sahara Computers (Pty) LtdとSahara India Pariwarの合弁に成るSCELは、2.13 GHz Intel Celeron Processor/128MB RAM/40GBハードディスク/52倍速CD-ROM/15インチ・カラー・モニターを装備したハードウェア・システムにLinuxオペレーティング・システムをインストールしたPCを、1年間のオンサイト保証付きで発売した。価格は9999ルピー。同社はこれ以前にAMDチップ搭載のPCをやはり1万ルピー未満で発売している。Sahara Desktop PC最高位モデルの価格は5万ルピー。
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