2005-10-14 ArtNo.36504
◆Nokiaのチェンナイ工場、来年4月にも稼働:通信相
【チェンナイ】Nokiaがタミールナド州Chennai近郊Sriperumbudurに建設中の工場は2006年3月乃至4月に操業を開始する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月13日報じたところによると、Dayanidhi Maran通信情報技術相は12日、ノキアの工場建設地を視察後、以上の見通しを語った。それによると、建設工事は当初のスケジュールよりも多少進捗している。Nokia Special Economic Zoneにはノキア工場の他、コンポーネント・サプライヤーの工場が設けられ、投資額は合計3億米ドル、創出される就業機会は1万人以上にのぼる。完成時には首相とノキア・トップの立ち会いの下、落成式が催される。ノキアは同工場でテレコム・ネットワーク機器を製造する。
ノキアは今年4月、同社にとって世界的に10番目の製造拠点をSriperumbudurに設けると発表した。同プラントは210.87エーカーのSEZ内に設けられ、オーストラリア最大のプロジェクト・マネージメント/建設請負会社LeightonにEPC(engineering, procurement and construction)契約が発注された。
ノキアは床面積2万9000平米の同工場施設に約1億5000万米ドルを投資する。リクルート活動も当初のスケジュールに先行しており、従業員の訓練が既に開始されていると言う。
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