2005-10-12 ArtNo.36496
◆Nicholas Piramal、腫瘍治療薬分子種ライセンスを他社に提供
【ムンバイ】地元製薬会社Nicholas Piramal India Ltd(NIPL)は、腫瘍治療薬分子種『P276-00』のライセンスを最終的に他社に提供する方針だ。
インディアン・エクスプレスが10月10日報じたところによると、IBC Life Sciencesが最近マハラシュトラ州Mumbaiで主催した『創薬から臨床試験まで(Drug Discovery to Clinical Trials)』と題するセミナーの席上、NIPLのSwati Piramal取締役(戦略提携・広報担当)は以上の消息を語った。それによると、蛋白質阻害剤(protein inhibitor)『P276-00』は目下カナダで第1第2段階の臨床試験が進められており、NIPLが開発した一連の分子種の中で臨床試験の段階に進んだ最初のもの。NIPLはある種の薬草から同新化学物質を採取した。薬品開発の最終段階でライセンスを他社に与えるなら、高い付加価値を実現できる。NIPLはこの他、10~12種類の薬品研究のパイプを既に敷いていると言う。
|