2005-10-10 ArtNo.36479
◆インテル、デベロプメント・センター第2期工事完成
【バンガロール】Intel Corporationは5日、カルナタカ州Bangaloreに設けた『India Development Centre』の第2期工事落成式を催すとともに、今年末までにインド国内市場向けに開発した最初のパーソナル・コンピューター(PC)をお披露目すると発表した。
エコノミック・タイムズが10月6日報じたところによると、インテルのPatrick P Gelsinger上級副社長は、6日催されたインテル・デベロプメント・フォーラムの席上、以上の消息を語った。それによると第2期工事には第1期工事と同額の4300万米ドルが投資された。同センターには目下2700人のスタッフが勤務しているが、今年末までに3000人に増員される。
バンガロール・センターでは国際市場向け製品の開発とともに、専門チームがインド国内市場向け製品の開発に取り組んでいる。インテル・セールス&マーケッティング・グループのAmar Babu南アジア担当部長によると、インテルは6ヶ月前にバンガロール・センター内にプラットフォーム定義センター(PDC:platform definition centre)を設けた。PDCでは、インテルの様々な部門から選抜された専門家チームが、インド市場のニーズに合わせたプラットフォームのカスタマイズを手掛けている。
インテルはまた、10~12の村落において、コミュニティー・パーソナル・コンピューター(PC)のパイロット・プロジェクトを手掛けている。同PCは高温、多塵の環境下にバッテリーで操作することができる。今年末までにはインドの環境に適した技術プラットフォームが完成する見通しと言う。
|