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	2005-10-10 ArtNo.36474 
	◆International Tractors、アウランガバードに新工場計画 
	【アウランガバード】地元トラクター会社International Tractors Ltd (ITL)は、マハラシュトラ州Aurangabadに新工場を建設する。 
  ビジネス・スタンダードが10月6日伝えたところによると、ITLのA S Mittal副会長は5日記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによるとITLはSonalikaブランドのトラクター10モデルを製造しており、これらのモデルは30~120馬力、価格は30万~65万ルピー。トラクター部門の売上げは1000クロー(US$2.297億)と、国内トップ4のトラクター会社に数えられる。 
  トラクターの需要は一般に南部より北部の方が大きいが、最近は南部の需要が拡大している。このためアウランガバードに新工場を設け、南部市場の需要に応じる。ITLは、今年に入って以来マハラシュトラ州だけで800台のトラクターを販売、今会計年度末までに2000台の販売を目指している。マハラシュトラ州にはディーラー45店を擁し、近く6店追加する。最近、マハラシュトラ州、取り分けアウランガバードのディーラーには鉄道により出荷している。これにより一度に150~250台出荷でき、運輸コストも節約できる。 
  ITLはまたトラクター販売に占める輸出比率を現在の10%から少なくとも20%に拡大することを目指している。同社のトラクターは米国やオーストラリアで好評を博しており、Tata Internationalと合弁でアフリカに組み立て工場を設ける方針も決めた。 
  ITLはまたLarsen and Toubro(L&T)とともにヤンマーと提携、2年内にヤンマーのデザインと技術を用いたトラクターをインドに紹介することを計画している。 
  今年初6ヶ月(2005/4-9)に国内トラクター市場は40%の成長を見たが、Sonalikaブランドのトラクター販売は同期間に208%の成長をマークしたと言う。 
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