2005-10-07 ArtNo.36467
◆尿素会社MCF、原料のナフサからLNGへの転換検討
【マンガロール】Mangalore Chemicals and Fertilizers (MCF)は、ナフサ・ベースの尿素プラントのコスト高から液化天然ガス(LNG)ベースのプラントへの転換を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月5日伝えたところによると、MCFのP.C. Jain取締役は4日記者会見し、以上の計画を明らかにした。同氏によると、MCFは目下、200クロー(US$4593万)を投じ、2006年3月までの完成を目指してカルナタカ州Mangalore近郊Panamuburに設けたプラントの改装工事を進めている。MCFは同工事が完了した後、約300クロー(US$6890万)を投じてLNGベースの尿素工場を設ける可能性を検討している。LNGベースの尿素プラントは、2008年までに完成し、その後20年間にわたり支障なく効率的に稼働するものと見られる。
Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は提案されているマンガロール特別経済区(SEZ)内にLNGターミナルを建設することを計画しており、MCFはマンガロールにLNGターミナルが設けられるのを待っていると言う。
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